五ヶ瀬やまめ

五ヶ瀬町のやまめの養魚場は標高700m、九州脊梁山地の奥深く五ヶ瀬川源流にあります。昭和38年に五ヶ瀬川源流に生息する天然やまめの人工孵化に取り組んだことから始まります。昭和39年には人工孵化に成功、同42年に人工孵化養殖の親魚から採卵に成功して循環養殖を確立しました。豊富な地下水と豊かな谷水を併用できる養殖場で用水に使用する谷水が濁流となる時は、湧水に切り替えることができるなど災害に強い立地です。

また、湧水と谷水では水温や水質が異なるため混合割合を変化させることで季節によってヤマメの生育に最も適した水質水温の環境をつくることができます。このため無投薬の健康なやまめの生産を続けていましたが、このことが認められて、平成19年度に淡水魚では初めて「五ケ瀬やまめ」として宮崎県の水産ブランド品第六号に認証されました。

やまめの養殖で最も重要な要素は水にあります。
やまめの里では阿蘇の石灰岩・凝灰岩・古生層の下をくぐって湧き出るミネラル分豊富な湧水と日本で一番美しい川に認定された五ヶ瀬川源流を水源として確保しております。
素晴らしい立地条件が整ったからこそ出来る完全無投薬。
抗生剤の投与もなく自然にとても近い状態で育てられる魚は生産者の心がこもった結晶です。

渓流に紅葉が映える秋、水温の低下を見計らったかのように一斉に産卵を始めるやまめ。厳冬期は冷たい水中でじっと春を待つ。
やがて水温が温み、山吹の花が咲き始めると一匹また一匹と成長し 初夏、ぴちぴちと育った新仔へと・・。
新仔の天ぷら、南蛮漬、塩焼き、お刺身、ムニエル等でお楽しみ下さい。