宮崎チョウザメの都内での広がりに感謝です

ソラシドエア様の「ソラチョク便」にご協力いただき宮崎県産のチョウザメを首都圏に輸送する取り組みを2月21日から始めました。

 宮崎県では100億円事業を目指してキャビア生産が行われており、チョウザメの養殖は県が日本一。
キャビアが2013年から販売されているものの、チョウザメの身はまだまだ認知度が低いのが現状です。
この課題を解決していこうと、いちご様やソラシドエア様のもと
宮崎県出身のミシュラン1つ星シェフを中心とした若手シェフによるメニュー試作会が都内で開かれました。

ミシュラン1つ星レストラン「nôl(ノル)」のディレクターを務める野田達也シェフをはじめ、宮崎出身で1つ星を獲得した料理人の秋田絢也さんら4人がチョウザメを使ったさまざまなメニューを披露してくださいました。

秋田シェフは「コラーゲンがすごく多い」

秋田シェフはカルパッチョやラビオリ、野田シェフは蒲焼きやセビーチェなどを披露してくださいました。
秋田シェフは「コラーゲンがすごく多い」
野田シェフは「流通している高級魚よりもおいしいのかと言われると難しいとは思うが、スポットライトが当たっていない食材の価値を再認識していければ」「新たな調理方法を編み出していけば、チョウザメの身とタマゴであるキャビアを無駄なく扱えるのではないか」


(左から)澤井隆太さん、野田達也さん、秋田絢也さん、松本祐季さん 


 九州築地の築地加代子代表は「キャビアがビジネス的には主軸であったとしても、その為に個チョウザメの体が犠牲になるような産業になっては本末転倒だと思う。先を走ってキャビア事業を確立してきた宮崎県は、その点でも何らかの見本でありたい」とのコメントを試作会に寄せた。