◆令和5年G7宮崎農業大臣会合のおもてなし食材に採用されました
世界で最も高価な香辛料
各地で特色のある希少食材が生産される傾向にあるいま、115年の栽培史を継承し、九州保健福祉大学と宮崎県延岡市がサフランの生産に取り組んでいます。
青銅器時代よりギリシャで栽培されていたサフラン。
古代ギリシャではサフランの黄色を珍重し、アレクサンダー大王やクレオパトラなど王族だけが使うことが許されるロイヤルカラーとされていたそうです。
1gをとるのに500個近い花が必要とされ、黄金と等価で取引されていた「世界で最も高価な香辛料」のひとつです。
古代エジプトの香水キフィにも使用された薄紫色のサフランの花の香りは、ストレス緩和と女性ホルモンの分泌を高める作用があることから、魅惑の花としても注目されています。